蓮の花うた♪

蓮井美加が日々思うことや、パリでのエピソード等を、本人が撮影した写真と共に書きつづるもの。

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飲時

 

先週、朗読と三味線とで、コラボレーションをした。

作品は、森鴎外「高瀬舟」。

 

数年前、「中国茶は、文化や芸術をを通して学びなさい。」と、

岩茶房の左能典代さんにアドバイスをいただいてから、

私はずっと、中国茶と自分がやってきた演劇とのつながりを探求していた。

(世界最古の茶のバイブル「茶経」の著者である、陸羽(りくう)も役者であったらしいのだ!) 

 

 

今回呼んで下さったのは中国茶房のご主人。稽古時間もギリギリだったけれど快諾。

「茶酔いの中で、音を楽しんでもらいたい。」というコンセプトに共感できたのだ。

 それに、中国に古くから伝わる“ お茶を飲むにふさわしい時 ”を記した「飲時」が浮かんだから。

 

「飲時」

心身ともにゆったりしたとき  読書作詩に疲れたとき
気持ちが落ち着かないとき  歌や曲を聴くとき
歌や曲が終わったとき  門を閉じ世事を避けているとき
琴を弾き画を看るとき  夜深く共に語るとき
明るい窓べ浄い几に向かうとき  奥の部屋や阿閣にいるとき
客と主人が懇談しているとき  佳客や小姫といるとき
友人を訪ねて帰って来たとき  晴れて風の和やかなとき
薄ぐもりで小雨降るとき  小橋に画舫を停めているとき
こんもりした林すらりとした竹薮が望めるとき  花卉や小鳥の世話をしているとき
蓮池の亭で涼をとっているとき  中庭で香を[火主]いているとき
酒宴が果て人が散じたとき  子供たちの学舎を覗いたとき
清幽な寺観を訪ねたとき  名泉怪石に臨むとき

 

0963

 

 

 

 

 「飲時」・・・

茶は本来、いつ飲んだってかまわない。

でも「飲時」を初めて読んだ時、

「へ~ホ~ハ~!こんな時にもぉ!?」

と、私の茶の世界のたのしみは一気に広がったのだ。

 

 

 

 

お客さんは茶房に満員。

 

まずは、軽い点心と、中国茶でゆったりとした空間がつくられた。

 

それから、薄暗くした茶房内に蝋燭をともして、いよいよ本番。

 

 

 

 

シン・・・とした空間に、声や音をはくというのは、キャンパスに絵を描くようなもの。

稽古と違うのは、お客様の息づかいも、描かれる。

自分は、稽古の通りやっているつもりでも、違う何かが、そこで生まれ作用する。

お客様と、演じる私たちと、茶房内にしつらえられた陰陽五行(木・火・土・金・水)。

そこでしか、うまれない作品になっていく。

“ 生 ”の大切さが、身に染みる。

 

朗読がおわると、、お客様も演者も、また茶を飲む。

つづいて三味線と篠笛の演奏。

ゆっくり地唄の世界を楽しんでいただいた。

その後、さらに数種類の中国茶がふるまわれ、さいごは歓談。

 

 

 

 

6890

 

 

 

 

 

2時間半は、あっという間だった。

 お客様から「次回も、必ずうかがいます!!!」との嬉しいお声をいただいた。

 

そして、私は、「飲時」に「朗読と三味線をきく時」を加えてほしい~!と真剣に思ったのだった。

 

 

さて、あなたの「飲時」は?

 

 

ご来場の皆様、ありがとうございました。

茶房のスタッフの方々、おつかれさまでした。

そして、三味線のS.Kさん、篠笛のT.Nさん、おつかれさまでした。また、いつか!!!

 

(今回は、チケットが完売でしたので、次回は夏、早めにこちらでご案内致しま~す。)

 

 

 

 

*撮影場所* 横浜市・CP

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  1. 2007/04/20(金) 00:00:00|
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