蓮の花うた♪

蓮井美加が日々思うことや、パリでのエピソード等を、本人が撮影した写真と共に書きつづるもの。

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街に歌が流れていた “Un refrain courait dans la rue”

 

 

パリで初めて行ったコンサートは、知人が取ってくれたチケット。

若手のミュージシャン。

名前も顔も知らないし、風邪もぶり返していたけれど出かけた。

開演は19時半。

しかし・・・待てど暮らせど、出てこない・・・。

30分経過・・・。

何の放送も案内もない・・・。日本ではあり得ない。

のんびり屋の私でも、心配になってきた。

 

「もしや中止???」

 

これが、自分の大好きな歌い手であれば、焦らされて、よけいに興奮してくるのだろうが、

知らない人となると、イライラしてきた。

 

あきらめかけた、1時間後・・・やっとこさ前歌の男の子登場。

ちょっと森山直太朗君に似ていて、透き通った若い声がまあまあ気に入った。

 

でも・・・なんで、こんなに遅れたの???

 

そして、待つこと1時間半。

やっとチケットに書かれたアーティストが登場~!

 

う~ん、先輩が言っていた、“パリ時間にご用心” とはこのことだったのか・・・?

先輩は、「フランス人と待ち合わせをしても時間通りに来る人は化石だ。」と。

 

かなり熱が上がって来た私・・・。もちろん、風邪の発熱の方!

一人でメトロに乗って帰宅出来るか出来ないかの境目まできていたので、

途中で席を立って、知人を置いて帰ることに。

 

 

「あ~あ。貴重な私の時間を~返せ~。でも、ま、お国柄なのかしらねぇ。なんだかな~。」

と、ブツブツ言いながら、Anvers駅まで、歩いていたら・・・

 

「ん?あれ?この声は・・・え~っ!ピアフ!?」

 

間違いかと思ったが、車が通りすぎるとまた聞こえた!

どこどこ!?どこなのよ~う!!!

    

890


 声は、このBARの玄関の天井にある、スピーカーからのものだった。

ラジオから、彼女の歌声が流れていたのだった。

 

 急にタイムスリップしたような、異次元に来たような・・・ピアフが・・・ここに・・・

 

うっ・・・んが・・・はうぅ 

 

時を超えて ピアフが ここにいる 今確かに歌っている  私は聞いている

息が白い  私と ピアフを聴いているハト  ポッケに手を入れて歩くヒト

BARの入り口 今夜のコンサート会場はここ!  さっきのホールじゃない!

この道 この空の下   ここ!

 

街に歌が流れていた。

ピアフのこの歌で、さっきまでのブルーな気持ちはふっとんだ。

そして、風邪がひどくなりそうなマイナスな気分は消えた。

ピアフの言葉通り、私の音楽学校は街なんだ。

この“街”なんだ。

このことは、私に大きく大きく作用していくだろう。

 

それから一年・・・

私が帰国して初めて人前で歌ったピアフの曲は、

「街に歌が流れていた(Un refrain courait dans la rue)」となった。

 

*撮影場所* Paris  Metro  2番線  Anvers駅前

 

 

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  1. 2008/01/12(土) 00:00:00|
  2. パリ滞在記

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